その後のコラボ④ウマのフレンズ
ウマのフレンズは、JRAとけものフレンズによるコラボでUmabiサイト内にて、以下の5つの機能を遊ぶことができます。
- ウマのフレンズプロフィール閲覧
- けものフレンズ診断
- 教えて獣医師さん
- ウマのトリビア
- スペシャルムービー
JRA×ウォーリーをさがせ!などを筆頭にした本格的なWEBゲームの配信ではなく、閲覧中心のコンテンツになります。
従来のJRAコラボを知っている人からすると物足りなく感じるかもしれませんが、けものフレンズはコアなファンが多く、キャラクターが競馬に関する知識を分かりやすく教えてくれるので競馬ファンの拡充に一役買っています。
サイトオープンしたのは2017年6月30日で、今後も継続してコラボページを運営し、随時コンテンツを追加していく長期コラボ企画です。
けものフレンズとは
2015年にリリースされたスマホアプリゲームです。
アニマルガールズと呼ばれる少女化された野生動物が集まる動物園が舞台になり、セルリアンと呼ばれる敵を倒すストーリーになっています。
けものを少女化したのがポイントで、ケロロ軍曹などを手がけた吉崎観音氏がデザインを担当し、けもフレの愛称で多くのファンを獲得しました。
当初はネクソン版でゲームがリリースされ、その後にマンガとアニメ化をされて人気を広げました。
ネクソン版のゲームは2016年12月にサービス終了になりましたが、アニメの好評を受けて2017年夏よりブシロード版がリリースされています。
キッカケはゲームですが、漫画やアニメの方が人気が高く、フィギアなどのグッズ販売や舞台なども登場しています。
監督降板劇の騒動
JRAとコラボ開始したのは6月ですが、その3ヶ月後の9月にアニメを手がけていた、たつき監督が突如降板して、コアなファンが怒る騒動が勃発しました。
けもフレとコラボしていたJRAと日清どん兵衛には抗議が殺到し、一部のファンでは不買運動も起こりJRAも降板騒動にコメントする異常事態になりました。
コラボ先に抗議しているファンは、たつき監督復帰の声を運営に届ける目的があり、けもフレやコラボ先に対してクレームを持っている訳ではありません。
多くのファンは不買運動には参加せず、けもフレのコンテンツが多様化している状況を歓迎していて、JRAもコラボを中止する予定はなく、3月からK制作会社KADOKAWAの承諾を得てコラボ企画を進めていた旨をアナウンスしています。
結果的には飛び火を食らった形ではありますが、バズ効果も発生し、けものフレンズファン以外からも関心を集めることになりました。