有馬記念に向けてコラボイベントを実施するのは競馬人口を増やすためです。

ビッグレーズ有馬記念の歴史とJRAがコラボイベントなどでPRする理由

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JRA×ウォーリーをさがせ!は2015年の有馬記念をPRするべく行ったコラボイベントです。

 

JRAは毎年有馬記念になると、様々な人気コンテンツとコラボをしています。
通年で常時複数のイベントを開催していますが、有馬記念は短期間のイベントにも関わらず、莫大な予算をかけたPR活動を行っています。

 

 

有馬記念の売上

有馬記念の売り上げのイメージ

有馬記念の売上は毎年JRAのレースのトップ3に入っています。

 

1996年にサクラローレルが制した際は875億円の売上を叩き出し、ギネスブックにも認定された世界最大級のレースです。
有馬記念がどれだけすごいのか、2017年のG1売上ベスト5を見るとよく分かります。

 

2017年JRAレース別売上ランキング(G1)
  • 1位:有馬記念    441億9957万5700円
  • 2位:日本ダービー  249億7920万0600円
  • 3位:天皇賞(春)  222億0935万3000円
  • 4位:ジャパンカップ 221億8536万7100円 
  • 5位:宝塚記念    211億4579万1200円

 

 

 

有馬記念の歴史

 

有馬記念の開催される中山競馬場は、中山大障害が年末のビッグイベントとして定着していましたが、春に開催される日本ダービーに比べて華やかさや規模、売上が劣っていました。

 

1956年より、当時の日本中央競馬会理事長有馬頼寧が中山競馬場の新スタンド竣工を機に、
「暮れの中山競馬場で日本ダービーに匹敵する大レースを」と提案したことで新設されたレースです。

 

当初は中山グランプリの名称で創設されましたが、第一回を大盛況で開催して間もない1957年1月9日に創設者の有馬理事長が急逝したことを受けて、2回目からは有馬記念の名称で行われるようになりました。

 

現在は宝塚記念と並ぶドリームレースとしてファン投票によって優先出走枠が与えられます。
2007年より国際競争になったことで外国馬も6頭まで出走できるようになりました。

 

国際競馬統括機関連盟(IFHA)が公表した「世界のトップ100GIレース」では2016年の格付けランキングで世界13位、国内1位の評価を受けています。

 

 

JRAが力を入れる理由

有馬記念を制したキタサンブラック

競馬に興味のない方も有馬記念日本ダービーは知っている人が多いでしょう。

 

さらに日本ダービーは開催時期を知らない人が多いのに対して、有馬記念は年末開催ということまで広く認知されています。
年末のビッグレースで世間からの注目度も高いため、毎年有馬記念だけは馬券を買うミーハーも多く、盛り上がり方は他のレースと違います。

 

初心者やミーハーが有馬記念に参加することも多く、こうしたスモールユーザーの口コミや紹介で競馬も始める人が多いです。

 

つまり、競馬人口を増やすためには有馬記念をPRすることが、周囲の反応やメディアの取り上げ方にもっとも効果的です。
そのため、毎年有馬記念では予算をかけたコラボイベントを実施しています。

 

なお、2017年よりホープフルステークスが有馬記念の翌週に開催されるように変わり、年末最後のG1競走という位置づけではなくなりました。
それでも積み上げてきたブランド力は健在で、暮のビッグレースの代表的な存在として変わらぬ人気を確保しています。